2011年12月22日木曜日

EVOL



最近会う人にEVOLについてよく聞かれます。
彼はドイツ出身ベルリン在住のアーティストで、その作品は東ドイツやソビエト時代のアパートを彷彿とさせるビル(もちろんサイズは1M程度)をストリートに置くことでよく知られています。
これは段ボールにステンシルで窓やバルコニーを描いています。
街との一体感を意識して、あれここにこんなのあった?とさえ感じない馴染んだものがたくさんありますね。
この退廃感や緊張感のある作品はドイツ出身アーティストならではないでしょうか。
EVOL本人はストリートアーティストと呼ばれるのは好きではないようです。
まあ、最近はこのストリートアートというのが何かと思うこともしばしばです。
単純にストリートに作品を残して大学に行っていない自分でアートを追及している人をそういうのか、
グラフィティにルーツを持つ人をそういうのか、言葉だけが一人歩きしてマーケティングの言葉になりつつあることに嫌悪感を示しているようです。

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